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株式会社 接遇コミュニケーション

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手荷物検査場にある機械

接客サービスの評価

約20数年ぶりに関西国際空港を利用しました。
前職の客室乗務員勤務中にオープンした空港でしたが、退職後は利用する機会がほとんどなく、気づいたらずいぶんと長い間、関空を利用していませんでした。

ほとんどお上りさん状態で、チェックインをして、手荷物検査場へ・・・検査が終わり、出発ゲートへ向かおうとすると写真のような接客サービスを即評価する機械がありました!

私はこの機械での評価はしませんでしたが、もし、したとしたらGOODのボタンを押したと思います。

手荷物検査場の接客が昔と違ってとても良くなっていると近年、感じています。徐々に良くなってきているのですが、コロナ後はまた一段と良くなっているのを感じます。

コロナ初年度は、ロックダウン状態でしたから空港を利用する人はほとんどなく飛行機も運行していなかったので、当然、手荷物検査場も稼働していなかったでしょう。その後、飛行機は間引き状態で運行していたので、お客様が少ない状態で手荷物検査をされていたと思われます。
そのような体験が、スタッフの意識と接客を変えたのではないかと感じています。

以前、手荷物検査場は、空港の中にしては接客サービスがかなり悪かったと思います。スタッフはやる気のない態度で応対したり、横柄な物言いをすることが目立っていました。手荷物検査場のスタッフだから仕方がない…とほとんど諦めていましたが、ようやく空港サービス全体の足並みが揃ってきたように思います。

この応対品質の評価機械は、他の空港では見たことがありませんが、このような評価がスタッフのモチベーションに良い影響を与えているように思います。

良い評価をもらえたら励みになるし、マイナス評価をいただいたらスタッフみんなで改善を目指す。
お客様から諦められていたら成長はほとんどないと思いますが、評価されるということはマイナス評価であっても期待があるからこそのマイナス評価。

ますます、快適でストレスフリーの手荷物検査場を目指していただけたら、大変嬉しく思います。

 

      能勢みゆき

株式会社 接遇コミュニケーション 
代表取締役
 

著書紹介

あなたを幸せにする
接遇コミュニケーション

(2012年12月 近代消防社)

上手な自分の見せ方

(2011年 一般社団法人日本監督士協会 発行)

著書